試験に向けて計算だけでなく論理的思考力も養えるよう指導しよう

 中学入試で出題される算数の問題は、志望校にもよりますが計算だけでなく証明や図形など様々なジャンルがあるため、塾講師として合格点を取るために苦手分野をなるべく無くせるよう指導する必要があります。特に、有名大学の付属中学校などは、基礎的な計算力に加えて論理的思考力が必要な算数の問題を出題するところが多くあり、学校ごとの問題の傾向を分析して、長期にわたる学習計画を立てることが重要です。また、算数に対して苦手意識がある生徒に指導をする際は、実際に中学受験に出題された問題を中心に分かりやすく解説をするのはもちろんのこと、問題の解き方についていくつかのパターンを教えることがポイントです。

 中学受験を専門に扱っている学習塾では、算数に特化したコースを用意しているところや、夏期講習や冬期講習などの機会に集中的に特定の単元を学べるようにしているところもあります。こうした塾で算数の担当の講師として力を発揮するには、単に授業を担当するするだけでなく、教材を作成したり、生徒や保護者と面談を行ったりと臨機応変に対応できる能力が必要となります。そこで、一人ひとりの講師を対象とした教育に力を入れている学習塾を就職先に選ぶと良いでしょう。